
スイスのラグジュアリーグループRichemont(リシュモン)が擁するスイスの時計メーカー「Baume & Mercier (ボーム&メルシエ) 」から、手頃な価格540ドル(約6万1060円)でカスタマイズも可能な新ライン「Baume(ボーム)」が誕生。素材は全て持続可能性を考慮していて、パッケージに使われるのは「FSC認定」(森林管理協議会)の紙と厚紙のみ。貴金属や動物の革なども一切使用せず、若い世代への啓発に繋げる。未使用の素材は全てリサイクルまたは再利用される。今回ローンチするコレクションはアイコニックシリーズとカスタムタイムピースシリーズの2シリーズがあり、限定品シリーズを2018年後半に販売する予定だ。
「Baume」ブランドリーダーのマリー・シャソ(Marie Chassot)は「イノベーションとコラボレーションを通じた変化を加速することによって、次世代をどう守るかという問いに答えを出す手助けをしたい。私たちは、海、川、海岸からのプラスチック回収を行うパートナー組織の「Waste Free Oceans」(ウエスト フリー オーシャンズ)との今後の取り組みを楽しみにしています。海に捨てられるプラスチックを取り除くことで、海の浄化に貢献するだけでなく、現代的でリサイクル可能な製品を生み出すための材料が得られるのです」と語る。今後デザインプロセスの新たな方法について考え、より良い未来に貢献していきたいという。
*「Baume」の時計は公式サイト「http://www.baumewatches.com」から購入が可能