
資生堂は、「樹木との共生」をテーマに掲げた新スキンケアブランド「バウム(BAUM)」を2020年5月30日から発売する。全27品目45品種がラインアップされている。「バウム」は、樹木の力に着目したブランドで、すべての化粧品でパラベン、シリコーン、合成着色料を使用せず、90%以上を自然由来の素材から製造する。商品パッケージにはアップサイクル木材を使用する。木製家具メーカーのカリモク家具とコラボレーションし、家具の製造工程で発生した小さい木材を再生利用する。また、環境負荷の軽減を目的に、レフィル商品を積極的に配置、一部プラスチック容器には植物由来のバイオPETを、ガラス容器にはリサイクルガラスを採用している。ショッピングバッグの無償配布は行わず、希望者にはエコバッグを販売する。
資生堂は、「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(ビューティーイノベーションでよりよい世界を)」を企業理念に掲げ、社会課題の解決や環境負荷軽減などに取り組んでいる。「バウム」を通じ、人々が幸せになるサステイナブルな社会の実現を目指すという。
5月30日に「ニュウマン(NEWoMan)横浜」、6月には「タカシマヤ ゲートモールタワー 名古屋」に店舗を開業する。