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「#ソシャモ」ダイキさんが人生で最も影響を受けたマイプレイリスト

May 21, 2022.Tokyo, JP
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ダイキさん(PHOTO:SEVENTIE TWO)

ソーシャル・モデル(Social Model)の略称で、ウェブやSNSなどデジタル・アイデンティティに重きを置くモデルやクリエイターたちを意味する「#ソシャモ」。今週の「#ソシャモ」企画は、若干23歳にしてスタイリスト、「ダミット(Danm it)」デザイナーなど、ファッション・音楽業界において様々な才能を発揮するダイキさんが選ぶ、人生で最も影響を受けたマイプレイリスト。HIPHOPから80年代ポップスまでジャンルレスに選んだ曲を、当時のエピソードを交えてご紹介!

■1曲目はケンドリック・ラマー(Kendrick Lamer)のAlright。
「まず衝撃を受けたのは、PVです。始まってすぐ、ケンドリックたちが乗っている車を白人の警察官が持って運んでるシーンから始まります。最後のシーンで警官に撃たれて吹っ飛ぶケンドリック。黒人と白人警官が出てくるとBlack Lives Matter(ブラック・ライヴズ・マター)って話になるんですけど、HIPHOPが昔から訴えてきてるように、これはつい最近の話じゃないんですよね。この曲が出たのは6年前だし、歴史の話をするとずっとずっと昔からの話であって。HIPHOPの中でフレックスしたりするのも魅力だけど、こうやって訴え掛け続けているケンドリックのかっこよさが詰まった1曲です。自分がやっているブランドの名前も好き過ぎるあまりアルバム名から借りました」。

■2曲目はマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)のRock With You。
「これは中学3年の頃からの俺の目覚まし(笑)。目覚ましの曲って絶対嫌いになりません?でも、これだけはずっとならなくて今でもカッコいいって思えます。PVもまだマイケルが変わる前っていうのもあって、ファンとしては一度会ってみたかったなって悔やみますね。スティービー・ワンダーは3歳の頃にライブを観に行っていて、小さい頃からそういったカルチャーが好きだったんですかね。年齢を重ねると昔聴いてた曲も違って聴こえるのは本当だと感じる重入れの強い1曲です」。

■3曲目はカルチャークラブ(Culture Club)の「Karma Chameleon」
「おかん曰く、小さい頃からずっと歌ってたらしい(笑)。母が元々DJで、家で80〜90年代の洋楽がずっと流れてたんです。その影響もあって小学生の頃、CDをティッシュに包んで学校に持っていっては放送室で流すっていう学園DJをやってました(笑)。カルチャークラブはルックスもパンチがあって曲もカッコいいので同世代の人にも聴いて欲しいです」。

■4曲目は椎名林檎の「ありあまる富」
「日本の曲も変に区切らず普通に聞くんですけど、やっぱり椎名林檎と宇多田ヒカルは正直レベチ、、、。日本語の強みって言葉数の多さだと思うんです。1つの単語に何個もの意味があるっていう。ちなみにこの曲は俺の人生を肯定してくれた曲で『僕らが手にしている富は見えないよ。彼らは奪えないし壊すこともない』って歌詞で惚れました」。

■最後はペットショップボーイズ(Pet Shop Boys)の「West End Girls」
「PVがカッコいい。以上。(笑)めちゃくちゃ謎なんですよ。でもその謎もスタイルがあって好きだし、西に行く曲が多いのも謎なんですけどそこも面白いんので紹介しました。知っている曲だけ聴いてたい時ってあるじゃないですか。そういう時には必ず入ってくる曲です」。

「小さいころから聴いていたのもあって80年代のヒットソングは大体歌えるんですよ(笑)。チャカ・カーンとかエリック・クラプトン、スティービーワンダー、ビートルズの最後の方とか。90年代になるとHIPHOPになっちゃうんですけど、やっぱり今でも名前を聞く曲には理由があるから、とりあえず色々聴いてみるのをお勧めします。」

プロフィール:ダイキさん
1998年生まれ。宮崎生まれ、京都育ち。2018年より「ダミット(DAMN IT®︎)」をスタート。デザイナーとしてブランドを運営しながら、某アーティストのスタイリングを担当。自身の独特な感性を武器に、作詞や作曲、カメラマンなど数々の顔を持つ謎の多き人物。

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DAMN-IT®︎

 

 

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