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「ユニクロ」が「吸水ショーツ」に参入 フェムケアニーズに応えるインナーラインを強化

Aug 23, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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PHOTO:SEVENTIE TWO

「ユニクロ(UNIQLO)」は8月23日、ウィメンズインナー発表会を開催し、フェムケアニーズに応える新商品を発売すると発表した。同ブランドは、心とカラダの健康に寄り添い、女性のカラダを支える快適な着け心地のインナーウエアを提案してきたが、今回新たに女性特有のバイオリズムに伴うカラダの変化に着目し、女性がより快適に過ごせる新しい選択肢として、次世代型「エアリズム 吸水サニタリーショーツ」を発売する。

女性にとって不自由の多い日をもっと快適にする目的で、「ユニクロ」独自のテクノロジーを駆使して今回開発された「エアリズム 吸水サニタリーショーツ」は、30mL〜40mLの給水量と、漏れを防ぐ防水性、ドライ・抗菌防臭機能を備えた3層構造。吸水シートはクロッチ部分に合わせて配置され、動いてもズレにくく、液体をしっかり吸収するよう設計されている。そして、寝姿勢でも安心の背面防水シート付きで「うっかり漏れ」を防ぐことができる。身生地にはなめらかで伸縮性の高い「エアリズム」の生地が採用され、普段の日と変わらない心地よさが実現。通気性にも優れ、汗を書いても蒸れにくく、快適さが確保される。また、洗って繰り返し使用できるため、女性のカラダにも環境にもやさしい、サステナブルなインナーとなっている。同ブランドは同製品の発売により、「ケア」「サステナブル」「社会貢献」の3点にアプローチする。社会貢献に関しては、「若草プロジェクト」をはじめとする女性支援施設への同製品の寄贈を予定している。

「ユニクロ」が実施した事前モニター調査(8月1日〜8月15日実施、回答数74件)では、98%以上が漏れへの影響なしと回答。給水量が不満と回答したのは3%未満のみで、約90%が今後も使用したいと回答している。同ブランドは、吸水サニタリーショーツというまだ市場に多く出回っていない商品を、実際に利用したお客様の声、満足度を取り入れることでより良くしていきたいとしている。

今回「ユニクロ」は、ガールズインナーのラインからも「GIRLS エアリズム 吸水サニタリーショーツ」を今後発売する予定だと発表した。同製品はまだ開発途中のため詳細は明らかにされなかったが、価格は1,500円、サイズは140、150、160の3種類、カラーはブラック、ネイビー、グリーンの3種類で展開されるという。

同じくファーストリテイリングが手がける「GU(ジーユー)」は、3月からフェムテックに参入しており、オムロン ヘルスケア社と共同で製作した吸水ショーツを販売している。フェムテックの市場規模は2008年では25億円、2018年では全世界でその17倍の437億円、2025年には5兆円まで拡大するとみられており、今後も大手企業やブランドが参入してくるだろう。「ユニクロ」のフェムケアニーズに応えるインナーウェアにも注目だ。

「エアリズム 吸水サニタリーショーツ」の価格は1,990円。カラーは、ブラック、ブラウン、ダークグリーン、パープルの4色展開で、「ワイヤレスブラ 3Dホールド」とセットアップで着用できる。サイズはXS〜3XLまでで、XS、XXL、3XLはオンラインストア限定での販売となる。9月17日から東京・銀座店、大阪・心斎橋店とオンラインストアで先行販売がスタートし、9月20日から全国の店舗で発売予定。

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