ファッション通販サイト「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するゾゾ(ZOZO)は4月8日、ラグジュアリー&デザイナーズゾーン「ゾゾヴィラ(ZOZOVILLA)」と原宿のギャラリー「ギャラリーターゲット(GALLERY TARGET)」が1年間にわたってコラボレーションすると発表した。「ギャラリーターゲット」は、原宿を拠点に国内外の現代美術作家を中心に展示・販売しており、KYNE(キネ)や花井裕介など16名ほどのアーティストが所属している。今回、「ギャラリーターゲット」に所属する4名のアーティストとコラボレーションし、各作品は「ゾゾヴィラ」のサイトトップに表示されるキービジュアルとしてシーズンごとに採用し、さらに「ゾゾヴィラ」の限定アイテムとして販売する。
第1弾のコラボレーションは、現代美術作家のロックアヤコだ。ロッカクアヤコの作品「Untitled」を「ゾゾヴィラ」のキーヴィジュアルに使用するほか、4月19から本人直筆サインが入ったポスター100部を限定で抽選販売を行う。価格は165,000円。ロッカクアヤコは、絵筆を使用せずに直接手に絵の具をつけ、ダンボールやキャンパスに描くスタイルが特徴だ。2011年にオランダのクンストハレ美術館、2012年にスロバキアのメレンスティーン・ダビアーヌ美術館で大規模な個展を開催するなど、ヨーロッパを中心にグローバルに注目を集めている。拠点をアムステルダム、ベルリンと移し、現在はポルトガルで創作活動を行っている。