「アニエスべー」と「コールマン」が海洋ゴミを減らすプロジェクトを発足　第一回目となるイベントを開催

「アニエスべー（agnes b.）」の創業者であるアニエス・べー（Agnès b）が創設した、次世代を担う子どもたちに向けた海洋環境教育の推進を目的とするタラ オセアン財団。その日本支部である「タラ オセアン ジャパン」と「コールマン（Coleman）」、「アニエスべー」の３社が瀬戸内海に浮かぶ島「粟島」（香川県三豊市）に漂着するプラスチックゴミを回収する活動「Awashima Heart Project」を発足した。「タラ オセアン ジャパン」は香川県三豊市と協定を結んでおり、粟島の美しさや環境保護の重要性を発信することで自然の美しさや環境問題に目を向けるきっかけを作ることを目的としている。

第１回目となる今回の活動では、６月10日から12日までの３日間のキャンプを通じてプラスチックを中心とした約300キログラムの海洋ゴミを回収した。

１日目は三豊市のアートギャラリーである「日々の笑学校」への訪問や、タラ号に乗船するアーティストたちの作品の鑑賞など粟島を肌で感じるアクティビティを行った。２日目は地元のボランティアも参加したクリーンアップを開催。約300キログラムのプラスチックを中心とした海洋ゴミを回収した。ビーチでのマイクロプラスチック採取体験も行われ、マイクロプラスチック問題やビーチクリーンの重要性をより理解する場が設けられた。最終日である３日目にはこれまでの活動を振り返り、日常生活における活動について考えた。