カール・ラガーフェルドが最後に選んだミューズ、BLACKPINKのジェニーが「メットガラ」に初参加

ファッション業界における一大イベント「メットガラ（Met Gala）」が５月１日に開催され、会場となったニューヨークのメトロポリタン美術館（通称 The Met）には多くのセレブリティが集まった。「メットガラ」は同美術館付属のメトロポリタン美術館服飾研究所（コスチューム・インスティテュート）が毎年開催している特別展のオープニングを飾るイベント。完全招待制で、そのチケットの売り上げはコスチューム・インスティテュートの活動資金などに使われる。

今年、コスチューム・インスティテュートが開催する展覧会は『カール・ラガーフェルド：美の系譜（Karl Lagerfeld: A Line of Beauty）』。2019年２月に85歳で亡くなった偉大なファションデザイナー、カール・ラガーフェルドをテーマに掲げる。カール・ラガーフェルドは長きにわたって「シャネル（CHANEL）」や「フェンディ（FENDI）」、「クロエ（CHLOÉ）」などのデザイナーを担当した。展覧会では、150点以上のルックやスケッチなどが展示される。会場デザインを、日本を代表する建築家、安藤忠雄が担当したということにも注目だ。

展覧会に呼応して、「メットガラ」のドレスコードは『カールに敬意を表して（in honor of Karl）』。初参加のゲスト、「ブラックピンク（BLACKPINK）」のジェニーは白いカメリアが胸もとにあしらわれた「シャネル」のビスチェミニドレスで登場した。ヘアセットにもカメリアの飾りを合わせ、黒のロンググローブとチョーカーでモノトーンルックに仕上げた。ジェニーはカール・ラガーフェルドが最後に選んだ「シャネル」のミューズの一人であり、注目を集めた。