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勝山の技術!ものづくりプラットフォーム「勝山工ふ房」からプロダクトが登場

Aug 22, 2023.西岡彩乃Tokyo,JP
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ハングオーバープレートと勝山市観光まちづくり株式会社は、ものづくりプラットフォーム「勝山工ふ房(カツヤマコフボウ)」から、オリジナルプロダクトの第1弾を発売する。

「勝山工ふ房」とは、福井県勝山市で誕生したものづくりプラットフォームであり、「ものづくり」をブランドとして確立できるよう、生産・販売・展開していくための仕組みを提供している。今回クリエイティブ・ディレクションを担当したのは、国内外の有名企業でブランディングを多数手がけながら福井で活動してきたハングオーバープレートの橋島康祐であり、勝山が持つ高い技術力に「クリエイティブ思考」を掛け合わせた。

今回のプロダクトに共通するテーマは「ものづくりの福井勝山を、想像する、創造する」であり、デザインを現代的にすることで、若者を含む幅広い層をターゲットとしている。

第1弾では、「こふパン」(11,000円)「こふポケット」(3,000円)「こふスカーフ」(22,000円)が販売される。「福井県立恐竜博物館」の隣接ショップ「ふらぷとる」やオンラインショップ「勝山工ふ房」で購入できる。

「こふパン」は、シルエットから和とモダンが感じられるワークパンツ。伸縮性や弱撥水加工が施されており、地元勝山の人をはじめ、日頃から動きの多い人に向けたデザインである。「こふポケット」は、勝山市は「恐竜のまち」であるということから、恐竜の歯形がモチーフとなっている。「こふパン」にポケットとして後付けできたり、ミニバッグとしても使用できる。「こふスカーフ」は、「猫恐竜と娘々(にゃんにゃん)」と「マカロン味の恐竜缶」の2種類が展開。福井の伝統工芸品「羽二重」と地元の高校生のアイデアを融合し、先端技術を用いてデザインしたスカーフとなっている。「羽二重」は、触り心地が滑らかで、軽く丈夫であり、つるつるとした光沢感があるのが特徴。また、スカーフの恐竜のデザインは勝山高校の生徒が「AIの登場で絵を描く仕事がなくなるのか」という疑問をもとに、AIならではのインスピレーションを取り入れてデザイン。

今回クリエイティブ・ディレクションを担当した橋島康祐は「伝統的にものづくりが盛んなこの北陸・福井エリアにおいて、『ものづくりの勝山』で差別化を図り、それを育てていくためには、地域の強い思いや経験、高い技術やクオリティーに付加する新しい価値が必要だと感じました。お客さまだけでなく作り手もはっとするようなポジティブな驚きやフレッシュな視点=クリエイティブ思考を掛け合わせることが 『勝山工ふ房』を特別なブランドにしています」と述べている。

勝山市観光まちづくり株式会社は、2016年6月に設立。勝山市の観光PRや若者が活躍できる場を提供している。事業内容としては主に観光マネジメント、施設運営事業、観光地域づくりをしている。

ハングオーバープレートは、日本各地の産業とアイデアを掛け合わせ「おいしく、たのしく、かっこよく」変化させることで地域ににぎわいをもたらし、その動きを世界に発信するクリエイティブ・プラットフォームである。

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