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「ロエベ」が夏木マリの公演「ピノキオの偉烈」に衣装提供

Jun 8, 2023.平野智香Tokyo,JP
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「ロエベ(LOEWE)」は、夏木マリが演出するコンセプチュアルアートシアター「印象派NÉO」の最新公演「ピノキオの偉烈」に協賛し、衣装を提供すると発表した。

夏木マリのデビュー50周年を迎える今年は、「ロエベ」の日本展開50周年でもある。これを記念し、日本と欧州で行われる最新公演『印象派NÉO vol.4 The Miracle of Pinocchio「ピノキオの偉烈」』にて「ロエベ」のウェアを衣装として着用する。

2021年秋冬以来、幾度も「ロエベ」のキャンペーンに登場してきた夏木マリは、日本における「ロエベ」の重要なコラボレーターの1人だ。今回「ロエベ」は、夏木マリの創作活動に敬意を表して「印象派NÉO」へ協賛するとともに、2023年秋冬ランウェイコレクションからカシミヤのプルオーバーコートを衣装として提供する。『印象派NÉO vol.4 The Miracle of Pinocchio「ピノキオの偉烈」』は2023年6月の1カ月間、日本国内では12公演と海外ではルーマニアのシビウ国際演劇祭にて公演が行われる。

『印象派NÉO vol.4 The Miracle of Pinocchio「ピノキオの偉烈」』は、2020年からコロナ禍の影響を受け上演延期となっていた作品だ。「印象派NÉO」は、これまでに「わたしたちの赤ずきん」「灰かぶりのシンデレラ」「不思議の国の白雪姫」といった童話を題材にした作品を上演してきた。主人公が主役とは限らない、童話の残酷性と現代社会を演出コンセプトに今作も童話を題材にした作品を上演する。演出は夏木マリ、主演は土屋太鳳。

夏木マリは、1993年から自らによる演出作品「印象派」シリーズを制作。ソロワーク8作は、国内だけでなく、ロンドン、パリなど、海外公演も多数行った。「印象派NÉO」シリーズでは、「わたしたちの赤ずきん」(2009年)、「灰かぶりのシンデレラ」(2014年)、「不思議の国の白雪姫」(2017年)を発表。「不思議の国の白雪姫」はルーヴル美術館公演も成功におさめた。「印象派」をコンセプチュアルアートシアターと銘打ち、身体能力を極めた独自の舞台表現を確立、この活動の功績に対し、モンブラン国際文化賞を受賞しており、印象派を軸として活動している。また、夏木マリは2022年11月には「ロエベ」の2023年春夏プレコレクションのキャンペーンヴィジュアルに起用されている。

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