「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」と文化服装学院は、アートパートナーシップを組み、「マーク ジェイコブス」の代名詞のひとつとも言える「ザ トートバッグ(THE TOTE BAG)」を題材に、学院の学生を対象にしたアートワークコンペティションを実施した。
本コンペティションは、「マーク ジェイコブス」が世界で活躍する未来のデザイナーやクリエイターを育成する目的から開始した学生支援プロジェクトの一環。日本国内で初めて進行するにあたり、日本を代表するファッションスクールとして文化服装学院が選ばれた。
審査では、まず「ザ トートバッグ」のリメイクデザインを文化服装学院の学生がデザイン画で提案。一次審査を通過した16名が実物を制作し、「マーク ジェイコブス」のアートディレクターによって、優勝者を含む上位3名が決定した。
優勝したのは、アパレルデザイン科3年の雛森優民の作品。「THE HOUSE BAG」をコンセプトに、バッグの持ち手部分に屋根をかぶせ、バッグ全体を家に見立てた温かみのあるデザインに仕上げた。
上位3作品は、マーク ジェイコブス ジャパン公式インスタグラムに掲載されるほか、東京・原宿の「マーク ジェイコブス」が手掛けるブックストア「ブックマーク(BOOKMARC)」にて、4月14日から20日まで展示される。