「無印良品」がトウモロコシオイルを使用した合成皮革のリュックやトートを発売

「無印良品」は、原料の一部にトウモロコシのオイルを使用した合成皮革の製品を全国の「無印良品」店舗とネットストアで発売した。

今回発売されたアイテムは「植物由来の原料を使ったリュックサック」や「植物由来の原料を使ったトートバック」など全12種類。一般的な合成皮革は、編み物や織物を基布にし、その上部にポリウレタン樹脂を塗布するところ、「植物由来の原料を使ったシリーズ」では塗布する原料にトウモロコシの胚芽から取れるオイルを使用している。トウモロコシオイルを一部使用することで、ポリウレタンの原料である石油の使用量を削減する狙いがあるという。アイテムは、リュックサックやショルダーバッグなどのバッグやベルト、財布などの小物まで取り扱う。性別年齢を問わない落ち着いたデザイン且つ、軽量で手入れもしやすい。

「無印良品」はこれまでも天然素材の活用や環境負荷の低減を考慮した商品開発を行ってきた。本年では、環境負荷の少ない天然素材「カポック」を使用した衣料品アイテムの拡大などの取り組みが見られる。