パルコが2023年秋冬シーズン広告を公開　ウクライナ出身タム・ヌイノをクリエイティブディレクターに起用

パルコは、2023年秋冬シーズン広告を公開した。クリエイティブディレクターには、2023春夏「ディオール（DIOR）」キャンペーンムービー「a baroque dream」や、ハリー・スタイルズ 「As It Was」のMVを手掛けたウクライナ出身の気鋭映像監督タヌ・ムイノ（Tanu Muino）を春夏シーズンに引き続き起用した。

2023年シーズン広告のテーマは、「NEW DEPARTURE」。『トンボとアリ』(『アリとキリギリス』のウクライナ版)をモチーフに、春夏秋冬４つの季節を通して紡ぐ物語を描いた。 １月に公開された春夏シーズン広告では美しい自然とモダンな建造物の中で季節を謳歌するキャラクターたちの姿が、今回公開された秋冬シーズン広告では、ひとりぼっちになったトンボがアリと出会い、互いに持っていなかったものを与え合い、新しい世界に飛び出す姿が描かれており、春夏・秋冬を通して約５分間の一つの物語が完結した。

さらに広告内の衣裳では、「ヴェルドン サリム（VELDON SALIM）」や「イブラヒマ ゲイエ（IBRAHIMA GUEYE）」など、世界的に注目を集めるアップカミングなブランドを使用。パリ、ロンドンからウクライナ、ジャカルタ、セネガルまで様々なルーツを持つファッションが物語を鮮やかに彩る。また2023年のトレンドファッションであるシアー素材を用いたセンシュアリティスタイルや、トレンドカラーのチョコレートブラウン、レッドなどを取り入れ、ファッションの楽しさを表現した。