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「サカイ」の阿部千登勢がキュレーションした『A MAGAZINE』が発売

Jun 14, 2023.茂木美櫻Tokyo, JP
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『A MAGAZINE Curated by sacai(エー マガジン キュレーテッド バイ サカイ)』

『A MAGAZINE Curated by(エー マガジン キュレーテッド バイ)』の第25号のゲストキュレーターを「サカイ(sacai)」のデザイナーである阿部千登勢が務める。

『A MAGAZINE Curated by』は、毎月ファッションデザイナーをゲストキュレーターとして招き、その世界観や理念を探求するコンセプトマガジン。ベルギーで2001年に創刊され、過去にはアレッサンドロ・ミケーレ(Alessandro Michele)やキム・ジョーンズ(Kim Jones)、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)、トム・ブラウン(Thom Browne)、山本耀司などファッション界の錚々たる人物たちがキュレーションを手掛けてきた。

「サカイ」の創設者でありデザイナーの阿部千登勢が手掛けた第25号は、ウルトラマリンブルー一色に、うっすらと「A」の文字が浮かび上がる洗練された表紙だ。本編は日本語、英語の両方で綴られており、200ページに渡って「サカイ」と阿部の美学を堪能できる。

本誌では毎号、家族や友人、アーティスト、モデル、ブランドなど、作者の周りのさまざまなバックグラウンドを持つ面々が参加し、作者の見る世界を形にする。今回の誌面でも、「サカイ」と親交のある著名人らが私物のコレクションを身にまとい、世界各地に散らばっている彼らのホームベースで撮影したポートレートシリーズが楽しめる。ラシダ・ジョーンズ(Rashida Jones)、窪塚洋介、エディソン・チャン(Edison Chen)、ミシェル・ゴベール(Michel Gaubert)、忽那汐里らが登場し、誌面を彩った。

また、アートや建築を取り扱う東京発のインディペンデントマガジン『TOO MUCH Magazine(トゥーマッチ マガジン)』とコラボ。4月にリニューアルした「サカイ」青山店を手掛けた建築家、藤本壮介と関祐介へのインタビューを行い、「サカイ」と建築のつながりを探った。

さらに、「食」の分野からのアプローチも行われた。「saCOOKBOOK」と名付けられた3部作仕立てのコンテンツでは、京都の老舗和菓子店「とらや」と、ミシュラン二つ星シェフの成澤由浩、2022年12月に「サカイ」とコラボカフェを展開したニューヨークのシェフ集団ゲットー・ガストロ(Ghetto Gastro)が本誌のために特別に料理を制作した。

他にも心理学、ダンス、ビジネス、工業デザイン、AIといった一見「サカイ」のコンセプトとは縁遠いような幅広い切り口から、ブランドと阿部の世界観を掘り下げるさまざまなコンテンツが展開される。

『A MAGAZINE Curated by sacai(エー マガジン キュレーテッド バイ サカイ)』は現在プレオーダーを受け付けており、7月6日以降順次出荷予定だ。

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