ユナイテッドアローズが中国への本格上陸を目指して上海でポップアップを展開

ユナイテッドアローズ（UNITED ARROWS）は４月28日、海外子会社の悠艾（上海）商貿有限公司を通じて上海市西部を代表する商業施設「グランド ゲートウェイ 66（Grand Gateway 66）」にポップアップストアをオープンした。中国本土では初となる。

ユナイテッドアローズは、海外でのブランド認知の拡大を目的として、2013年に台湾で事業を開始し、2019年に４店舗目となる「ユナイテッドアローズ 台北微風南山アトレ ウィメンズストア」をオープンしている。コロナウイルス感染拡大により、中国本土への事業拡大は見合わせていたが、2021年にアリババグループ（Alibaba Group Holding Limited）が運営する中国最大のECサイト「天猫国際（Tmall Global）」へ出店し、中国市場でのブランド認知拡大を目指している。今回の出店では台湾市場の拡大と合わせ、中国で急速に発展しているファッション市場での顧客ニーズの獲得を目指し、海外展開を推進していく。

今回、ユナイテッドアローズが出店する「グランド ゲートウェイ66」は、上海市西部に位置する55階建ての高層ビルで、ラグジュアリーからアウトドアまで幅広いカテゴリーのブランドを展開している。ポップアップストアの売場面積は49平方メートル。オリジナル商品を中心にメンズ、レディースをバランスよく展開していく。

ポップアップストアの期間は５月12日から７月12日まで。