「スリー」のグローバル化が加速、ACRO石橋寧会長が考える世界に通用するブランドとは
Aug 29, 2018.Tokyo, JP
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相変わらず中国からの訪日者が高い伸びを見せている。主要国では香港がわずかに減少している。またタイからの訪日者も高い伸びを見せて100万人を突破しているのが注目される。
なお同日国土交通省観光局が発表した訪日外国人消費動向調査(速報)によれば、訪日外国人旅行消費額は総額で4兆5064億円。1人当たりの旅行支出は15万3000円だった。2012年(同1.1兆円)以降7年連続で前年増を継続している。2012年12月に発足した第2次安倍内閣のアベノミクスの成果の一つということになりそうだ。これを国別に見ると、第1位の中国が1兆5370億円(構成比34.1%)。1人当たりの旅行支出は18万3000円。第2位の韓国が5842億円で1人当たりの旅行支出は7万7490円だから、中国人訪日者の1人当たりの支出は平均をかなり上回っている。また全体の旅行支出中、買い物代が34.7%と最も多く、次いで宿泊費29.3%、飲食費21.7%となっている。