Global|人騒がせな「ナイキ」。シューズの破損と「ZOZO」離脱騒ぎ
Mar 4, 2019.Tokyo, JP
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「プーマ」公式ツイッターで削除したコメント
ただ、業界で確固たるポジションを築いている「ナイキ」にとっては、一連の騒動は蚊に刺された程度のことと感じているだろう。事故の翌日、ナイキ社の株価は一時1.1%下落したが、その後、反騰して現在は86ドル(9546円*)台まで上昇し、史上最高値を更新している。金融会社オッペンハイマー(Oppenheimer)のアナリスト、ブライアン・ナーゲル(Brian Nagel)は、「ナイキ社とその株価に対する長期的ダメージは最小限にとどまるだろう」と楽観的に述べている。
今回の広告は、「スケッチャーズ」による形振り構わない企てにもみえるが、まるで子どもの遊びのように指を差してただバカにしているだけであり、なにか得るものはあっただろうか。裂けて破れた2つの穴を強調しただけの広告ドラマを提供しただけであろう。
*1ドル=111円換算(3月7日時点)