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US|「ナイキ」のシューズ破損事故をパロディにした広告を「スケッチャーズ」が米メディアに掲載

Mar 7, 2019.呉ステファニーTokyo, JP
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「スケッチャーズ」より

2月20日、米大学バスケットボール界のスーパースターであるデューク大学のザイオン・ウィリアムソン選手が、試合中に履いていた「ナイキ(NIKE)」製シューズが大きく裂けて負傷するという事故が起きた。その翌月、「スケッチャーズ(Skechers)」がこの出来事を揶揄するかのような広告を『The New York Times』や『The Wall Street Journal』、『USA Today』に掲載した。

ザイオン選手が着用した「ナイキ」のPG2.5のスニーカーの内側のソールとアッパーの継ぎ目が大きく裂けた写真に、「ナイキ」の企業スローガンである「Just Do It」をもじった「Just Blew It(日本語で「しくじった」の意)」と、「私たちの靴は裂けない」というキャッチコピーが明記されている。

事故が起きて数時間後には、「プーマ(PUMA)」も公式ツイッターで「『プーマ』で起こることはないだろう」とつぶやき、ネット上で議論を引き起こしていたがその後、コメントを削除した。

「プーマ」公式ツイッターで削除したコメント

ただ、業界で確固たるポジションを築いている「ナイキ」にとっては、一連の騒動は蚊に刺された程度のことと感じているだろう。事故の翌日、ナイキ社の株価は一時1.1%下落したが、その後、反騰して現在は86ドル(9546円*)台まで上昇し、史上最高値を更新している。金融会社オッペンハイマー(Oppenheimer)のアナリスト、ブライアン・ナーゲル(Brian Nagel)は、「ナイキ社とその株価に対する長期的ダメージは最小限にとどまるだろう」と楽観的に述べている。

今回の広告は、「スケッチャーズ」による形振り構わない企てにもみえるが、まるで子どもの遊びのように指を差してただバカにしているだけであり、なにか得るものはあっただろうか。裂けて破れた2つの穴を強調しただけの広告ドラマを提供しただけであろう。

*1ドル=111円換算(3月7日時点)

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