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China|中国でフェイシャルマスクブーム到来 年間65億元を費やす中国女性

Jun 1, 2018.丁 雪晴Beijing, CN
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中国版SNS Weiboより引用

エンターテインメントやファッションの情報が氾濫する昨今の中国で、女性の美容への関心が高まっている。イギリスのリサーチ会社のリポートによると、2014年に中国の女性がフェイシャルマスクに費やした金額は65億元にまで達したという。同リポートでは、2019年には中国のフェイシャルマスクの市場規模は130億元まで成長し、美容大国の韓国を超えると予想もしている。

中国の女性の多くが1週間で3回以上もパックをしていて、とある有名女優は1年間で使用したマスクの枚数は700枚にも及ぶとテレビ番組で告白。さらに、有名俳優が1日3回もパックをしているというニュースも報道された。中国最大規模のSNS「Weibo(微博・ウェイボー)」では、男子小学生が塾で宿題をしながらパックをしている写真が拡散され、大きな話題を呼び、小学生よりも大人の方がスキンケアに対する意識が低いのではないか、との声が上がった。これらの状況を鑑みると、中国では女性だけでなく男性もスキンケアに対して関心が高まっていることがわかる。テレビなどのメディアで流れている、美容マスクに濃縮された美容成分が短時間で美肌効果をもたらすという情報を人々は信じていて、今やパックはスキンケアの中で欠かせないステップになっている。

メイクはスキンケアに比べて流行り始めたのは遅く、中国で女性は日常においてメイクを重要視していないようで、すっぴんで街を歩く姿をよく見かける。メイクアップ製品に含まれる有害成分に対して抵抗感を持つ人が多く、メイクをせずにスキンケアに力を入れていることがこのフェイシャルマスクブームに繋がっているようだ。乾燥肌や脂性肌などの肌トラブルは全て乾燥が原因で、パックをすれば肌の水分量が短時間で増加し細胞を活性化させ、肌質改善ができると信じていて、パックには即効性を求めている。最近の中国メディアの美容カテゴリーでは、化粧水や乳液などの基礎的なケアよりも美容液やマスクについてのトピックが多い。また、これらのスキンケア製品の値段の高さも人々が効果を信じる大きな要因になっている。

フェイシャルマスクブームはいつ収束するのか?マスクの代わりになるようなハイレベルなスキンケアアイテムの開発が、化粧品メーカーの今後の課題になるのではないだろうか。

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