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China|SK-Ⅱを愛用する小学生!高級化粧品を使う中国人10代

May 24, 2018.戴 思斉Beijing, CN
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中国では最近「今時の小学生はSK-Ⅱを使っている」というニュースが、国民全体に熱烈な議論を引き起こした。その後中国人が最も使うSNS”WEIBO(微博)”上の「中国の若年層は今どんなスキンケアを使っているのか?」という質問に対する1万3000を超えるコメントの中で、1997~2000年に生まれた学生数人が、愛用している贅沢なスキンケア製品の写真を披露したことで、改めて若者の美容習慣に注目が集まっている。先の学生のような例によって、中国の若い世代のスキンケアに対する高い関心が判明し、コメントの中で多くの30 代が「小学生に負けた」という感想を残した。

現在、中国では高級スキンケアや化粧品ブランドを指す「貴婦ブランド」という言葉が流行している。例えば、中国で人気の日本発スキンケアブランド「SK-Ⅱ(エスケーツー)」で最も人気のある化粧水の価格は1本(330mL)あたり1980元(約34450円)で、同じく人気の資生堂のブランド「Clé de Peau Beauté(クレ・ド・ポー ボーテ)」の美容液は1本(40mL)あたり2180元(約37950円)。アメリカのエスティ ローダーの傘下の高級ブランド「DE LA MER(ドゥ・ ラ・メール)」もファンが多い。前述のブランドはどれも大人の肌のトラブルに対するスキンケアという印象が強いが、多くの中国の若者たちの関心を呼んだ。下記は90年代後半生まれのWEIBOユーザーが投稿した自身の化粧品のコメント付き写真である。

99年に生まれたWEIBOのユーザーの写真:

97年に生まれたWEIBOのユーザーの写真:

 

この現象の発端は何か。中国では消費者の大多数が「値段が高いものは良いもの」と思っていて、高い商品を買うことで、多種多様な化粧品ブランドから選択する時間が節約できると考える人も多い。まだ経済的に自立していない10代の学生の場合は、多くの中国人の親が育児において「子どもに投資すると生活がより豊かになる」「子どもには全て一番良いものをあげる」という意識を持っていることが大きく影響している。特に2016年に中国が一人っ子政策を廃止するまでに生まれた家庭の子供の多くは家族の寵愛を一心に集めている。

ハイプレステージブランドのスキンケアというのは、キメを整える、シミを薄くする、アンチエイジングなど肌トラブルや悩みを持っている人たちに対しての製品。こういった問題に直面していない若い世代にとって、大きな効果が出ているとは考えにくい。一部のWEIBOユーザーの間でも「はじめはネットの口コミを見て購入したり、販売員の紹介で購入したりしていて、一体何が自分の肌に合っているのか、若い人たちも正しい知識を持っていない」という声もあった。今後は小学生、中学生のような身体的に成長途中の若年層が高級スキンケアを使うことに対して、大人がどのような教育や対応をするかが課題になるだろう。

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