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株価が6日で14.5%下落 今期決算の下方修正でチヨダ株が続落

NEWOct 15, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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撮影:セブツー

「シュープラザ」「東京靴流通センター」「靴のチヨダ」などを展開する靴大手小売企業のチヨダの株価が10月15日、6日続落した。チヨダは10月10日に2026年2月期の業績予想を下方修正しており、連休明けの14日には前日比10.6%の下落となり、嫌気した売りが広がっている。6日で14.5%と2桁の下落率となった。

チヨダの2026年2月期通期予想は、売上高818億5000万円(前年比10.9%減、従来予想860億円)、営業利益17億円(同22.5%減、同36億円)、親会社株主に帰属する当期純利益10億円(同65.8%減、同27億5000万円)と大幅な減収減益を見込んでいる。

上半期はプライベートブランド「スパットシューズ」の売上が前年同期比170%超と好調に伸びた一方で、その他の商品の売上が計画比約90%にとどまり、全体の売上を押し下げた。また、ナショナルブランドの構成比やカテゴリー見直しの効果も限定的で、上半期の売上高は当初計画を21億7000万円下回り、営業利益も8億2100万円減少した。

下半期についても集客回復が遅れる見込みで、在庫処分や販促施策の強化に伴う売上総利益率の低下が懸念される。その結果、営業利益はさらに10億7900万円下回る見通しで、通期での業績改善は厳しい状況が続く見込みだ。

 

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