
「MEGAドン・キホーテ」
ディスカウントストア「ドン・キホーテ(Don Quijote)」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(以下、PPIH)は8月13日、吉田直樹専務が社長兼最高経営責任者(CEO)に就任すると発表した。「経営体制のさらなる強化を図り、持続的な成長と企業価値の向上を目指す」ことが今回の人事異動の理由で、吉田氏は2019年9月の株主総会を経て正式に就任する。
大原孝治社長兼CEOは、パン・パシフィック・リテール・マネジメント(USA)の代表取締役社長として、アメリカでの事業拡大に注力するという。現在、アメリカではハワイ28店、カリフォルニア10店の合計38店のグループ店舗を展開している。
PPIHは同日、2020年6月期の連結営業利益が前期比5%増の660億円になる見通しと発表した。売上高は24%増の1兆6500億円となる見通しだ。しかし、決算発表翌日の8月14日の株価は前日比400円(6.0%)安の6310円と大幅に下落している。