
スポーツアパレル大手のゴールドウインは5月13日、2026年3月期の通期連結決算を発表した。売上高は1375億1600万円(前年比3.9%増)、営業利益は258億5900万円(同18.0%増)となり、いずれも過去最高を更新した。ゴールドウインの株価は決算発表当日の13日、前日比6.81%高と大きく上昇した。
一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は240億9400万円(同1.4%減)とわずかに減益となった。投資有価証券売却損10億7500万円を特別損失として計上したことが影響した。
ゴールドウインは「ザ・ノース・フェイス(THE NORTH FACE)」を中心に、アウトドア需要や高機能ウェア市場の拡大を追い風に成長を続けている。近年はアウトドアウェアが日常着としても浸透しており、国内外でブランド価値を高めている。
営業利益が大幅に伸びた背景には、主力ブランドの販売好調に加え、インバウンド需要の回復や高価格帯商品の販売拡大もあるとみられる。スポーツとファッションを横断するブランド戦略が、収益力向上につながっている。
2027年3月期の通期業績予想は、売上高1454億円(前年比5.7%増)、営業利益261億円(同0.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益256億円(同6.3%増)を見込む。
アウトドア市場が成熟局面に入る中でも、ゴールドウインは高機能プレミアムブランドとして存在感を強めている。ファッション性と機能性を両立したブランド戦略が、引き続き成長を支えそうだ。





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