売上高を595億円に上方修正していたハニーズHDだが、577億円と計画未達に

アパレルブランド「ハニーズ（Honeys）」を全国展開するハニーズホールディングス（以下、ハニーズHD）は７月８日、2025年５月期の通期連結決算を発表した。売上高は577億100万円（前年同期比2.0％増）、営業利益は59億600万円（同15.3％減）、親会社株主に帰属する当期純利益は37億3200万円（同23.5％減）だった。ハニーズHDは、今年１月に売上高の業績予想を590億円から595億円に上方修正していたが、未達に終わった。

ハニーズHDは2006年に中国法人を設立し、ピーク時には589店舗を展開していたが、2018年に完全撤退。現在は生産拠点としてミャンマーに現地法人を設立し、中間期決算からはセグメントを日本とミャンマーに区分している。日本での売上高は前年比2.0％増の577億100万円、営業利益は同15.7％減の60億3700万円だった。ミャンマーでの売上高は前年比0.8％減の17億7000万円、営業利益は5400万円の赤字（前年は３億6700万円の赤字）だった。

ハニーズHDの2026年５月期通期の連結業績予想は、売上高は590億円（前年比2.3％増）、営業利益は62億円（同5.0％増）、親会社株主に帰属する当期純利益40億円（同7.2％増）を見込む。