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中国撤退のハニーズHD 純利益が前期比2倍と急回復 ピーク時には中国で589店舗まで拡大していた

Jan 8, 2020.高村 学Tokyo, JP
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ハニーズHDの公式HPより

ハニーズホールディングスは2020年1月7日、2019年6~11月期の連結決算を発表した。売上高は前年同期比2.5%減の241億円、経常利益は前年同期比42.1%増の23億円、営業利益は前年同期比49.8%増の24億円、純利益は前年同期比2倍の19億円となった。国内は、天候不順や自然災害、消費増税など、厳しい環境下ではあったが、売上高が順調に推移した。また、中国では、連結子会社である好麗姿(上海)服飾商貿が2019年12月に清算結了したことに伴い、債権放棄による税負担や販売費及び一般管理費が減少したことにより、前年同期比で増益となった。中国事業においては、2006年に中国法人を設立し、ピーク時には589店舗まで店舗網を拡大したが、国内外SPAとの競争激化やECの盛り上がり、人件費・家賃の上昇など、ここ5年ほどの中国市場を取り巻く環境の劇的な変化に対応できず、近い将来の黒字転換は困難と判断し、撤退した。なお、2020年5月期第3四半期連結会計期間において、特別利益として関係会社清算益を約9億円計上する見込み。

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