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カール・ラガーフェルドが逝去、モードに捧げた人生の幕を閉じる

Feb 20, 2019.高村 学Tokyo, JP
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Photo:picture alliance

カール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)が2月19日、パリの病院で死去したと複数の現地メディアが報じた。享年85歳。1月22日に開催された「シャネル(CHANEL)」の2019年春夏パリ・オートクチュールのショーのフィナーレに姿を見せずさまざまな憶測を呼んでいたが、惜しくもモードに捧げた人生の幕を閉じた。

1950年に17歳で「ピエール・バルマン(Pierre Balmain)」のアシスタントとしてキャリアをスタートしたカールは、1965年に「フェンディ(FENDI)」、1983年には「シャネル」のデザイナーに就任し、半世紀以上にわたってファッション界を牽引してきた。業界への功績は計り知れず、まさに"モードの帝王”の称号に相応しいデザイナーであった。この訃報を受けて「WWD US」を始めとする世界中のファッション・メディアでも追悼記事が掲載されている。

「シャネル」の後継者についても発表があった。これまで元「ランバン(LANVIN)」のアルベール・エルバス(Alber Elbaz)やエディ・スリマン(Hedi Slimane)の名前が取り沙汰されてきたが、30年にわたってカールの右腕として活躍してきたヴィルジニー・ヴィアール(Virginie Viard)が任命された。カールが“史上初めて”姿を見せなかったせんだってのショーのフィナーレに、カールの代わりとして登場したのがヴィルジニー・ヴィアールだった。

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