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インバウンド再開の見込みでラオックスの株価が年初来最高値を更新

May 8, 2022.セブツー編集部Tokyo, JP
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PHOTO:SEVENTIE TWO

日本政府が外国人観光客の入国を6月を目処に再開する調整に入ったことが明らかになった。これまではビジネス目的などの外国人の新規入国は一部、3月から容認してきたが、1日2万人程度を目安に訪日観光客を受け入れるとみられる。これを受けて、インバウンド関連株が上昇している。免税店を運営するラオックスは、5月6日に一時199円の年初来最高値を更新し181円で取り引きを終了、株価は1月4日の始値166円に対して9.0%上昇している。

ラオックスは、訪日観光客をターゲットにビジネスを展開してきたが、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大を受けインバウンド需要が消滅し、昨年までに全13店舗のうち東京や近畿の計7店舗を閉店している。同社は、アジア食品と化粧品に特化した新業態の「亜州太陽市場(あしゅうたいよういちば)」と「ラオックス ビューティー エアポート(LAOX BEAUTY AIRPORT)」の2店舗を昨年オープンしたが、インバウンド需要の回復には期待が大きい。

ラオックスの2021年12月期通期連結決算は、売上高は681億4900万円(前年比17.9%減)、営業利益は28億4600万円の赤字(前年は33億5900万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益は71億1000万円の赤字(同166億4100万円の赤字)と厳しい状況が続いている。同社は今期1億円の最終黒字を目指しているが、インバウンド需要は徐々に回復するとしても、ウクライナ問題による流通の停滞や原燃材料価格の高騰などさまざまな問題も想定され、余談は許さない状況が続く。

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