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広島県福山市に新社屋建設中のマツオカコーポレーションが通期業績予想を上方修正

Aug 12, 2024.セブツー編集部Tokyo,JP
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広島県福山市で建設中の本社新社屋

マツオカコーポレーションは8月8日、2025年3月期の第1四半期決算(4月1日〜6月30日)を発表した。売上高は151億7500万円(前年同期比12.1%増)、営業利益は1億9000万円の赤字(前年は3億3500万円の営業利益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7億8000万円(前年同期比28.6%増)だった。

ワーキングウェアとインナーウェアが若干の減収だったものの、アパレル製品の需要は順調に推移しており、カジュアルウェアの売上高は前期比で12.7%増となる90億9000万円、生地加工事業が同36.9%増となる26億6600万円と大幅な増収だったことで、同期間の売上高は2桁の伸びとなった。なお、マツオカコーポレーションは為替差益として15億5700万円を営業外収益として同期間に計上している。

マツオカコーポレーションは同日、2025年3月期通期の連結業績予想の修正を発表した。ベトナムとバングラデシュに新設した工場の生産キャパシティの拡大が当初の予定より早く進められたことで、第2四半期以降における受注が増加する見通しで、売上高と最終利益が前回予想を上回りそうだ。

マツオカコーポレーションは広島県福山市に構える本社を老朽化のために約14億円を投じて建て直している。竣工は2025年3月を予定しており、今後さらに企業価値向上に向けて取り組んでいく。

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