
撮影:SEVENTIE TWO
百貨店の松屋は7月14日、2027年2月期第1四半期決算を発表した。売上高は120億9500万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は6億6100万円(同35.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億7500万円(同56.0%増)と、増収増益だった。主力の百貨店事業が好調に推移し、ロイヤル顧客による高額消費とインバウンド需要の拡大が業績を押し上げた。
百貨店事業の売上高は101億5100万円(前年同期比8.5%増)、営業利益は6億800万円(同82.9%増)と大幅な増益を記録した。CRM(顧客関係管理)の強化により、高額購入者であるロイヤル顧客の消費が堅調に推移したことに加え、円安を背景に幅広い国・地域からの訪日観光客による購買が伸長。銀座店を中心に東京地区百貨店売上高は前年実績を上回り、収益性も大きく改善した。
一方、飲食事業は売上高8億400万円(同13.3%減)、営業損益は1100万円の赤字となり、前年同期比で4500万円の減益となった。消費環境の変化などを背景に苦戦が続き、百貨店事業との明暗が分かれる結果となった。
松屋は2027年2月期通期の連結業績予想について、売上高440億円(前期比3.7%減)、営業利益18億円(同31.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益5億円(同77.2%減)を据え置いた。第1四半期は好スタートを切ったものの、通期では慎重な見通しを維持している。









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