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三崎商事が民事再生法申請 長引く円安とコロナ禍が名門インポーターを直撃

Aug 1, 2022.セブツー編集部Tokyo, JP
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三崎商事が手がける「チヴィディーニ」(公式インスタグラムから)

三崎商事(本社:大阪、代表:三崎勝弘)は8月1日、大阪地裁に民事再生法の適用を申請した。負債総額は46億円。三崎商事は1963年創業の輸入商社。「マロ(malo)」「ボリオリ(BOGLIOLI)」「チヴィディーニ(CIVIDINI)」「ゲラルディーニ(GHERARDINI)」といった欧米のブランドを取り扱っている。かつては「ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)」とも契約し、日本での輸入販売を手がけていたが、同ブランドの日本法人設立にともない、2008年をもって取り扱いが終了していた。三崎商事は最盛期の1991年3月期に約216億円の売上高を計上したものの、2022年2月期の売上高は約31億円にまで激減していた。新型コロナウイルスによる売り上げの落ち込みに加えて、今年に入ってからの急激な円安も打撃となった。

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