Japan|民事再生手続き中のレナウンが希望退職者300人を募集 全社員の3分の1
May 28, 2020.Tokyo, JP
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第1位 キムラタン:24円
第2位 堀田丸正:61円
第3位 タカキュー:135円
第4位 コックス:137円
第5位 MRKホールディングス(旧マルコ):148円
第6位 サマンサタバサジャパンリミテッド:170円
第7位 山喜:185円
ベビー・子供服のキムラタンの株価は24円。売上高(2020年3月期)は年間49億円ほど。ここ数年赤字を垂れ流している。現金及び預金は2億6600万円。いつ倒れてもおかしくないが、昨年には中西という子供服企業を買収するなど意欲は見せているのだが、いかんせんどう見ても時間の問題にしか思えない銘柄だ。
第2位の堀田丸正と第5位のMRKホールディングス(旧マルコ)はRIZAPグループだが、今回の「コロナ・ショック」でRIZAPグループの再編は必至だろう。2020年3月決算でやっと黒字化の目処がたった堀田丸正だが、再び暗転も考えられる。和装事業、寝装事業、洋装事業、意匠糸事業ともにとりたてた特色のない地味な企業だ。
この100円以下の2社は、これからの荒波を乗り切るのは厳しそうだ。100円以上の株価で注目されるのはサマンサタバサジャパンリミテッドだろう。紳士服チェーンのコナカのグループに入り、最近コナカグループの服飾雑貨のフィットハウスとの合併が発表されてコナカによる再建が本格化しようとしているが、コナカもそれほど体力がある企業ではなく、相乗効果が出るのかどうか注目される。「サマンサタバサ」というブランドが再び若い女性の支持を取り戻すことができるのだろうか。最悪共倒れもありうる。