
ヘアサロン「モッズ・ヘア(Mod's Hair)」を展開するエム・エイチ・グループは2月12日、2026年6月期の中間期決算を発表した。売上高は9億4533万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は27万円(前年同期は1500万円の黒字)とほぼゼロ水準まで縮小。親会社株主に帰属する中間純利益は128万円の赤字(同1000万円の黒字)に転落した。
同社は、フラッグシップサロン「モッズ・ヘア」を展開する直営サロン運営事業を主軸に、フランチャイズ型のBS(ブランドシェア)サロン運営事業、ヘアメイク事業、美容室支援事業、キャリアデザイン事業を手掛ける。
売上高の約半分を占める直営サロン運営事業は、青山など首都圏を中心に10店舗を展開。売上高は4億7824万円(前年同期比0.8%増)と微増だったが、セグメント利益は2750万円(同30.6%減)と大きく減少した。BSサロン運営事業は国内36店舗、韓国7店舗、台湾4店舗、中国2店舗の計49店舗を展開。売上高は1億2056万円(同1.1%減)、営業利益は3523万円(同6.0%減)だった。
ヘアメイク事業は売上高2億196万円(同1.3%増)、セグメント利益1232万円(同24.1%増)と堅調。美容室支援事業も売上高6301万円(同3.7%増)、セグメント利益4105万円(同3.1%増)と増収増益を確保した。一方、タワーマンション向けコンシェルジュ派遣などを行うキャリアデザイン事業は売上高1億2784万円(同13.0%減)、セグメント利益670万円(同20.6%減)と減収減益だった。
注目すべきは収益構造だ。各事業のセグメント利益はすべて黒字で、事業合計では1億2282万円を確保している。しかし、売上総利益2億5447万円に対し、販管費は2億5419万円とほぼ同水準。本社費用などの固定費が重く、事業利益をほぼ吸収してしまう構造となっている。その結果、連結営業利益は27万円にとどまった。
2026年6月期通期の連結業績予想は、売上高20億円(前年比3.9%増)、営業利益3000万円(前年は900万円の赤字)、純利益1500万円(同1700万円の赤字)を見込む。下期での利益回復が前提となるが、本社コストの吸収が引き続き課題となりそうだ。






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