
リラクシングウェアに力を入れるレディスブランドが増えている。以前はルームウェアが中心だったが、街でも着られるリラックスしたスタイルの日常着に特化したブランドが注目されている。
中でも、注目はファイブフォックス(FIVEFOXes)が展開するリラクシングウェアブランド「おにぎり(ONIGIRI)」だ。従来は同社が展開する「コムサイズム(COMME CA ISM)」のショップ内で「コムサイズムおにぎり」として販売されていたが、売れ行き好調を受けて今春から独自に出店をスタートした。3月13日に名古屋ユニモール、4月11日に銀座イグジットメルサに単独ショップをオープンし、いずれも予想を上回る売り上げだという。大正末期から昭和にかけて大流行した「アッパッパ」を現代的にアップデートしたフレアドレスや、活動着として広まった「もんぺ」を現代のカジュアルパンツに落とし込んだパンツがヒットしているという。インパクトのあるブランド名と、ちょっとノスタルジックな昭和のテーストがヒットの背景にあるかもしれない。
もんぺ 5,000円/アッパッパ 6,900円
「おにぎり」は着心地を重視し、家の中のスタイルでそのまま出かけられるファッションを提案。仕事も家事も大変な中で、「自分らしくゆとりのある生活を送りたい」と考える人に向けたブランドというコンセプトがベース。そのような姿勢が、現代の女性達を惹き付けているのかもしれない。








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