リシュモン(Richemont)は2月1日、サステナビリティ最高責任者(CSO)にべランジェール・ルシャト博士(Dr Bérangère Ruchat)が就任したと発表した。
ルシャト博士は、スイス・ジュネーブに拠点を置く世界最大級の香料メーカーであるフィルメニッヒでCSOとサステナビリティ・シニア・ヴァイス・プレジデントを務め、12年間の在職期間中に同社のサステナビリティ戦略の推進を主導した経験を持つ。それ以前の2000年からは国連職員に学習・トレーニングサービスを提供する国連システムスタッフカレッジでプログラムの運営に携わり、2004年からは栄養改善のためのグローバル・アライアンス(GAIN)のパートナーシップ・ディレクターとしても活動した。
また、ルシャト博士は2016年に国連が定めるSDGsを推進した功績より、持続可能な開発を主導する女性に贈られるSustainable Development Leading Women Awardsを受賞し、2015年には英・メディア運営会社のエシカル・コーポレーション(Ethical Corporation)が選ぶHead of Sustainability of the Yearにも選出されている。