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LVMHやリシュモン、「スワロフスキー」らと宝石採掘事業者が合同で業界内部の仕組みを開示する論文を公開

Oct 10, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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©ARR

LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は10月7日、同グループが創設メンバーとして参加しているカラー・ジェムストーン・ワーキング・グループ(The Coloured Gemstones Working Group、以下CGWG)から、宝石業界における専門知識を解説し、一般の人々に共有するために専門家によって書かれた論文シリーズ「Ancient Craft、Modern Challenges(古代の工芸品、現代の挑戦)」をオンラインで公開した。

CGWGは世界有数の高級ジュエリーブランドと宝石採掘事業者との間の提携連合で、LVMHを含め、ショパール(Chopard)、ケリング(Kering)、リシュモン(Richemont)、スワロフスキー(Swarovski)、そして鉱業会社のジェムフィールズ(Gemfields)とムゾ(Muzo)らが参画している。CGWGは、宝石業界内の問題やリスクについて理解し、より健康的なビジネスを形成することを目的としている。今回の取り組みもCGWGの目的達成に向けた活動の一環で、この新しいイニシアチブは、カラー宝石の責任ある供給を促進するためのもの。CGWGは4月に、鉱業から小売まで、このセクターのすべての企業を対象とした無料のデジタルコミュニティプラットフォームであるGemstones and Jewelry Community Platformを立ち上げ、過去の取り組みを公開することで業界の透明性を高めてきた。

「Ancient Craft、Modern Challenges」は、カラー宝石の形成と発見から販売まで、抽出、切断、研磨を含む、軌跡を全て辿る。それぞれの記事では、貴重なカラー宝石の抽出に関与する伝統的な工芸品と、業界が何百年にもわたって育んできた関係を尊重しながら、透明性を高める。シリーズの最初の論文では、業界に新しいプレーヤーが到着したために現在大規模な混乱に直面している従来の採掘作業で起こっている変化を研究しており、さまざまなタイプの採掘作業の長所と短所、およびこの長年の活動に依存するコミュニティへの影響を分析する。今後3か月間、貴重な宝石業界について読者に情報を提供し、啓蒙するために、さまざまな記事がCGWGプラットフォームで公開される予定だ。

LVMHの環境開発グループディレクターのエレーヌ・ヴァラーデ(​​Hélène Valade)は、「CGWGの論文シリーズは、調査と討論、関与、情報提供の出発点として機能します。LVMHと各メゾンは、CGWGと協力して、ジュエリーと宝石のサプライチェーンにおける責任ある調達の複雑なビジネスの意味と、各段階での人、慣行、プロセスがどのように役割を果たすかを強調することに取り組んでいます」と述べている。

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