
資生堂は2月3日、2021年12月期の通期連結決算の業績予想を修正した。売上高は1兆350億円(修正前は1兆440億円)、営業利益は415億円(同320億円)、親会社株主に帰属する当期純利益は420億円(同300億円)に修正した。売上高は日本を中心に一部の国と地域で想定を下回ったため90億円の減少になったものの、原価率の改善とコストコントロールの徹底により最終利益は120億円増の420億円になる見込み。また、配当予想に変更はなく、中間配当は実施済みの20円、期末配当は30円とし、前期に対し10円増配の年間50円の配当を実施する予定だ。