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Japan|TSIが第1四半期決算発表、新社長による中期経営計画も

Jul 12, 2018.セブツー編集部Tokyo, JP
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上田谷真一・新社長

TSIホールディングスは7月6日に第1四半期決算を発表した。売上高は391億9300万円で前期比0.8%増、売上総利益は221億9900万円で同0.9%減、営業利益は11億1100万円(前期比34.7%減)、経常利益14億8000万円(同24.4%減)、親会社に帰属する四半期純利益5億7800万円(同49.1%減)でそれぞれ前年を割った。売上高プラスに貢献したのは昨年11月に買収したストリートブランド「HUF(ハフ)」で、今年11月30日に解散する「GOA」を運営する傘下のWAVE International(ウェーブ インターナショナル)の評価損などが利益マイナスに影響した。
今期好調だったのは「nano・universe(ナノ・ユニバース)」(前期比9%増)、「NATURAL BEAUTY BASIC(ナチュラルビューティーベーシック)」(同2%増)、「MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)」(同2%増)、「PEARLY GATE(パーリーゲイツ)」(同4%増)、「HUMAN WOMAN(ヒューマンウーマン)」(同2.5%増)で、人気ストリートブランドの「STUSSY(ステューシー)」はブランド本国がグローバルでの企画統一に方針を切り替え、日本企画製品の生産を停止したため売上高は前期比19.8%減の13億4300万円だった。
9日に行われた決算会見で、5月25日に就任した上田谷真一・新社長は3カ年中期経営方針を発表。「赤字事業の根絶、組織構造改革」「成長事業・成長領域への投資」「事業会社が力を最大限に発揮できる連邦経営」の3本柱を掲げた。今後は子会社それぞれが得意とする分野を活かした経営で、ブランド個々のロイヤルティーの向上を図る。
上田谷・新社長は「海外のファストファッションや新興のアパレル企業などと価格競争を繰り広げるのは勝機が見込めない。アジア、特に日本には分厚い中間層がいるので、その中で定価でしっかり商売ができるブランドの集合体をつくる」と述べた。実際に「Apuweiser-riche(アプワイザー・リッシェ)」などを運営する子会社のアルページュ(Arpege)は昨年夏からセールを廃止し、店頭でプロパーのみを販売するという施策が上手く回っているという。
収益基盤の安定化のためにメンズと雑貨分野の強化もあげていて、ノウハウがない分野についてはM&Aにも前向き。ブランドリテールでキャリアを積んだ新社長の手腕に注目だ。

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