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China|ドルガバ騒動の影響続々と 「Tモール」に続いて「レーン・クロフォード」や「ネッタポルテ」も取り扱いを中止

Nov 26, 2018.丁 雪晴Shanghai, CN
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「Dolce&Gabbana(ドルチェ&ガッバーナ)」のデザイナーのステファノ・ガッバーナ(Stefano Gabbana)による中国への侮蔑的発言が原因で、11月21日に上海で開催予定だったファッションショー「#DGTheGreatShow」が中止となった。キャンペーン動画のネット上での炎上を発端にこうした事態に発展したことは、金銭面だけではなくブランドの名誉にまで致命的なダメージを与えることとなった。事件が発生した直後、中国の大手ECサイトのTmall、JD.com、Suning.comからラグジュアリーブランド専門ECサイトのSecoo.comまで、中国で同ブランドを取り扱うほぼ全てのECサイトが「Dolce&Gabbana」を締め出した。そのほか、香港の百貨店「Lane Crawford(レーン・クロフォード )」も「Dolce&Gabbana」の販売を中止するとの声明を発表した。「Lane Crawford Joyce Group(レーン・クロフォード ・ジョイス・グループ)」のCEOが「今回の事件の直後、顧客から『Dolce&Gabbana』の返品を受けた。今後、当グループの業績に影響を与え続けるだろう」と述べた。また、中国企業だけではなく、世界最大のラグジュアリーECサイトの「Net-A-Porter(ネッタポルテ)」も「Dolce&Gabbana」の中国での販売を中止すると表明した。現在、「Farfetch(ファーフェッチ)」の中国のECサイトで「Dolce&Gabbana」のキーワードで検索をすると、商品数がゼロになっている。

中国国内外の企業が運営するECサイトや百貨店から「Dolce&Gabbana」が締め出されたことによって、中国における販路は58店のリアル店舗しか残ってない。以前、ステファノ本人がインタビューで「中国は、ブランドにとって重要なマーケットだ」と語っていたにも関わらず、「あなたたち(中国のことを指す)が居なくても平気だ」との発言を生意気にもしてしまったことに今ごろ後悔しているだろう。「Dolce&Gabbana」が中国という巨大マーケットを失い、これからの先行きは暗闇に包まれることになるかもしれない。

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