
セレクトショップ「ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)」を展開するユナイテッドアローズは2月5日、2026年3月期の第3四半期決算を発表した。売上高は1236億3800万円(前年同期比9.4%増)、営業利益は87億6400万円(同9.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は66億9600万円(同32.2%増)と増収増益。純利益は通期予想の50億8400万円をすでに上回る水準となった。
中価格帯ブランドを中心としたミッド・トレンドマーケットが成長を牽引した。「シテン(citen)」や「グリーンレーベル リラクシング(GLR)」などが好調で、売上高は340億5300万円(同12.9%増)と伸長。一方、主力の「ユナイテッドアローズ」や「ドゥロワー(Drawer)」、「コンテ(Conte)」などのトレンドマーケットも633億2300万円(同7.9%増)と安定的な成長を維持した。
海外では中国を将来の成長市場と位置付け、2025年1月に上海・静安ケリーセンターへ1号店を出店。今年3月には深圳・万象天地に2号店をオープンする予定だ。台湾では15店舗目、タイではフランチャイズ2号店の開業も控える。2025年9月には越境ECサイト「ユナイテッドアローズ グローバル オンライン」を立ち上げ、海外認知の向上と販路拡大を進めている。
国内では韓国発セレクトショップ「ナイスウェザー(NICE WEATHER)」を東京・大阪に出店し、バッグブランド「オソイ(OSOI)」も2店舗を展開。さらに今年1月には中島輝道が手掛けるウィメンズブランド「テルマ(TELMA)」を取得し、海外展開を視野に入れたブランドポートフォリオを強化した。モデルのemmaとスタイリスト中村璃乃がディレクションする「ER(イーアール)」の独占販売も2026年春夏から開始する。
2026年3月期通期の連結業績予想は、売上高1656億7700万円(前年比9.8%増)、営業利益90億円(同12.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益50億8400万円(同18.7%増)を見込む。中価格帯の拡張と海外出店の加速、さらには新ブランドの成長を描けるかどうかが、次の成長局面を左右しそうだ。









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