ハースト婦人画報社は11月1日、ファッション誌「Harper’s BAZAAR(ハーパーズ バザー)」の新編集長に12月1日付で松田麻衣子氏が就任すると発表した。2022年1月に就任した小栗裕子現編集長から引き継ぐ。なお、小栗裕子氏は年内でハースト婦人画報社を退職する。
松田麻衣子氏は、2015年に「Harper’s BAZAAR」の副編集長、2021年に編集長代理を務めるなど編集部の中心的役割を担ってきた。2023年は新創刊から10周年を迎え、新体制のもとさらなる進化を目指していく。
就任に際して松田麻衣子新編集長は、「ファッション、ビューティ、カルチャー、それぞれのジャンルのエキスパートが揃った本誌では、美しいビジュアルを入り口に透明性の高いジャーナリズムを掲げ、女性たちに寄り添い知見を広げる記事を発信してまいります。良好なチームが織りなす新しい『Harper’s BAZAAR』に今後ともぜひご注目いただけたら幸いです」とコメントした。
「Harper’s BAZAAR」は、1867年にニューヨークで創刊した現存するなかで最も歴史のあるファッション誌。現在、世界の30の国や地域で発行されている。日本版では、あらゆる世代の女性のライフスタイルの必要なエッセンスを斬新なビジュアルとテキストで発信していて、多様性やサステナビリティ、アートなどの問題に焦点を当てた記事も届けている。