株式会社コーセー(代表取締役社長:小林一俊、以下「コーセー」)は7月31日、皮膚科学に特化した製薬会社のマルホ株式会社(代表取締役:高木幸一、以下「マルホ」)と合弁会社、コーセーマルホファーマ株式会社を設立した。代表取締役社長にはコーセーの高橋英育氏が就任し、代表取締役副社長にはマルホの西森康友氏が就任した。資本金は1000万円で、出資比率はコーセーが51%、マルホが49%となる。
マルホは、2018年度9月期に約852億円の売上高を計上し、そのうちの94%が皮膚疾患に関する医療用医薬品によるものだ。今回、コーセーが有する化粧品的価値とマルホが有するこうした医薬品的価値をそれぞれ活かし、一般用医薬品および化粧品(医薬部外品・化粧品)市場におけるコンシューマーヘルスケア製品の企画、開発、マーケティングおよび販売の実施を目的に合弁会社設立に至った。