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第2四半期で赤字拡大のナイガイが40名の人員削減発表

Sep 16, 2022.三浦彰Tokyo,JP
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NAIGAI PERFORMANCEのソックス

東証スタンダード上場の靴下メーカーのナイガイの第2四半期(2022年2月1日〜2022年7月31日)の決算が9月13日に発表になった。

それによると
 ・売上高:60億5000万円(前年比−0.7%)
 ・営業利益:−5億6900万円(前年−9600万円)
 ・経常利益:− 4億6400万円(前年−850万円)
 ・親会社株主に帰属する四半期純利益:−5億300万円(前年−9100万円)

わずかに減収し利益部門は全て赤字を大きく拡大している。ディストリビューション契約を結び、今年の3月からスタートした「エンポリオ アルマーニ(EMPORIO ARMANI)」のアンダーウェアやラウンジウェアなどは好調だったが、長引くコロナ禍と円安進行でのインフレなどで、衣料品への消費マインドは完全には戻らず特に量販店での営業損失が看過できない水準になった。このためナイガイでは期初に発表の2023年1月末本決算の見通しを以下のように今回下方修正した

 ・売上高:140億円→ 138億円
 ・営業利益:5000万円→ − 5億4000万円
 ・経常利益:7000万円→ − 4億9000万円
 ・当期純利益:5000万円→ −5億4000万円

またナイガイは今回の中間決算を受けて、2023年1月末をもって量販店向け外衣卸売事業から撤退し、加えて直営店を含む不採算販売拠点を閉鎖すると発表した。

さらに希望退職者の募集による40名の人員削減も併せて発表。対象は満40歳以上かつ勤続3年以上の正社員及び契約社員で退職日は今年12月31日だ。コスト構造の見直しを始めとする合理化が必要と判断したためのリストラだ。

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