資生堂は2022年1月、化粧品のパッケージデザインなどを手がけるクリエイティブ部門を100%子会社化し、資生堂クリエイティブ株式会社を設立。代表取締役社長には山本尚美氏が就任し、社員数は93名。
「資生堂クリエイティブ株式会社」は、1916年に福原信三・初代社長が設立した意匠部の流れを及んでおり、ポスターや化粧品のパッケージデザインと宣伝広告の企画担当部門。新会社のシンボルマークは、新しい時代の風をいっぱいに受けてピンと張る帆をイメージしている。
山本尚美社長は、今回の新会社設立について、「私たちは美に専門性を持つクリエイティブカンパニーとして『美の力、クリエイティビティの力を信じ、世界に“感動-kando-をもたらす』をPURPOSEに、『ブランドと世界中のお客さまを結びつけ、美を楽しむ体験を創造し、人々の心を豊かにする』ことを信じ、これまでの概念をくつがえす新しいクリエイティブに挑戦していきます」と、コメントしている。新会社のPURPOSEを「美の力、クリエイティビティの力を信じ、世界に感動をもたらす。」と定め、人々の心を豊かにする会社を目指すという。