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ZOZOの次の成長軸は海外 第3四半期で英国「リスト」が売上高43.8億円を上積み

NEWJan 31, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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ファッションEC「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」を運営するZOZOは1月30日、2026年3月期の第3四半期決算を発表した。売上高は前年同期比6.7%増の1718億500万円、営業利益は同6.1%増の549億2100万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同2.9%増の369億7600万円だった。中間期では最終利益がわずかに減益となっていたが、第3四半期で再び増益基調に戻した。

主力の「ゾゾタウン」事業は、売上高1188億2300万円(前年同期比3.0%増)と堅調に推移し、全体の77.0%を占めた。安定したEC基盤を背景に、収益の中核としての存在感を維持している。

成長が目立ったのが、LINEヤフーとの連携によるコマース事業だ。「Yahoo!ショッピング」「ヤフオク!」などを含む同事業の売上高は177億3200万円と前年同期比15.4%増の二桁成長を記録。広告事業も89億4400万円(同4.8%増)と底堅く推移した。一方、法人向けのBtoB事業は9億9100万円(同39.6%減)にとどまり、事業間で明暗が分かれた。

M&A戦略も進めている。ZOZOは2025年4月、英国のファッションECプラットフォーム「リスト(LYST)」を約231億円で取得し、完全子会社化した。5月から連結対象となった「リスト」の売上高は43億8400万円で、売上全体の6.3%を占める。成果報酬型のビジネスモデルを採用する「リスト」を、どのように成長エンジンへと育てていくのかが今後の焦点となりそうだ。

ZOZOは2026年3月期の通期業績予想として、売上高2315億円(前期比8.6%増)、営業利益692億円(同6.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益478億円(同5.4%増)を見込む。国内ECの成熟が進む中でも、外部連携と海外展開を軸に成長の余地を探る構えだ。

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