
ロサンゼルス発のラグジュアリーブランド 「アミリ(AMIRI)」が、ボクシング世界王者のサウル “カネロ” アルバレス(Saúl “Canelo” Álvarez)を起用した2025年秋冬キャンペーンビジュアルを発表した。アルバレスは「アミリ」のブランドアンバサダーを務めている。
アルバレスは、9月13日(日本時間14日)に米ラスベガスで行われるテレンス・クロフォード(Terence Crawford)とのメガファイトを控えており、世界的な注目を集めるタイミングでの起用となった。
今回のキャンペーンは、ヴィンテージ調の邸宅を舞台に、フォーマルとカジュアルを自在に行き来するアルバレスの姿を通じて「現代的な男性的エレガンス」を表現。アルバレスは「アミリ」の2025年秋冬ランウェイコレクションを着用し、スリムなテーラードスーツやラッフル付きタキシードシャツ、結ばれていないボウタイにボクシングのバンテージを合わせることで、自身の「二面性」を象徴的に描き出している。
ブランド創設者でクリエイティブ・ディレクターのマイク・アミリ(Mike Amiri)は「ファッションは自信や強さを伝える手段であり、アルバレスの存在はその象徴だ」とコメント。アルバレス自身も、精巧に仕立てられたスーツやクラシックなアメリカンスポーツウェアを再解釈したアイテムを通じて、自らのスタイルを体現している。
メキシコ・グアダラハラ出身のアルバレスは、前人未到の4階級制覇を成し遂げ、史上初のスーパーミドル級統一世界王者となった実績を持つ。さらに雑誌「フォーブス」が発表する「世界で最も高収入なアスリート10人」にも選ばれるなど、ボクシング界を超えたグローバルアイコンとして活躍している。
世界的なビッグマッチを前に公開された今回のキャンペーンは、ファッションとスポーツの融合を象徴する取り組みとして注目を集めそうだ。