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「ディオール」が元WBC世界ライト級暫定王座のライアン・ガルシアのリングコスチュームとグローブをデザイン

Jul 19, 2022.高村 学Tokyo, JP
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米国のプロボクサーで元WBC世界ライト級暫定王者のライアン・ガルシア(Ryan García)が7月17日(日本時間)、ロサンゼルスのクリプト・ドットコム・アリーナでドミニカ共和国出身の世界2階級制覇王者のハビエル・フォルトゥナ(Javier Fortuna)とスーパーライト級契約で試合を行い、6回TKOで勝利した。ライアン・ガルシアの戦績は23勝無敗(19KO)、KO率は83%だ。

この日のリングコスチュームは、「ディオール(Dior)」のキム・ジョーンズ(Kim Jones)が特別にデザインしたもので、同ブランドが男性ボクサーの衣装を手がけるのはライアン・ガルシアが初となる。ショーツとグローブは、ホワイトのダッチェスシルクサテンに「ディオール オブリーク」パターンが全面に施され、サイドラインにはブルーレザーにパイソンモチーフがエンボス加工されたデザインに仕上がっている。さらに、ライアン・ガルシアの愛称である「KING RY(キング・ライ)」に由来した「KING RYAN」と「DIOR」の刺繍があしらわれている。

今回の試合で無敗をキープしたライアン・ガルシアだが、2021年1月にWBC世界ライト級2位で五輪金メダリストのルーク・キャンベル(Luke Campbell)とWBC世界ライト級暫定王座決定戦を行い、7回TKOで勝利し王座を獲得したものの、同年4月にメンタルヘルスを患い休養を宣言、1年3カ月ほど実戦から離れていた。今年4月に行われた復帰戦で判定勝利を収めたライアン・ガルシアだが、今回の勝利で完全復帰と言えよう。世界3階級制覇王者でWBA世界ライト級王者のガーボンタ・デービス(Gervonta Davis)との対戦も取り沙汰されており、今後のライアン・ガルシアには目が離せない。

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