「ジュン アシダ」がメゾン創立60周年で「タエ アシダ」と初の合同ショーを開催　

1963年のメゾン創立から60周年を迎えた「ジュン アシダ（JUN ASHIDA）」は10月26日、「タエ アシダ（TAE ASHIDA）」と初となる合同ファッションショーを東京・新宿の新宿住友ビル 三角広場で開催した。音楽のプロデュースは小室哲哉が担い、俳優でモデルの大平修蔵がDJを務めた。会場には、各国の駐日大使を始め、藤原紀香や神田うのなどのセレブリティ、そして多くの顧客らが来場し、三角広場を埋め尽くした。

ショーでは、冨永愛や稲垣貴子らがランウェイを彩り、メンズモデルとしてパンツェッタ・ジローラモがゲスト出演した。ショーの間には、創業者で日本におけるエレガントファッションを切り開いた芦田淳が、ファッションデザイナーや画家、編集者として多方面で活躍していた中原淳一に師事することを認められるに至ったエピソードが映像で流された。フィナーレでは、両ブランドを引き継いだ芦田多恵が、フロントローに座る実母でジュン アシダの芦田友子会長に歩み寄り、ショーの成功を讃えあった。

会場でショーを見た俳優の剛力彩芽は、「美しかった。感動した。心躍った。この場にいさせてもらえたこと。幸せです」と自身のインスタグラムに投稿、多くの来場者を魅了した合同ショーであった。