
9月11日に東京都心を襲った記録的豪雨で休業していた自由が丘駅前の商業施設「フレル・ウィズ自由が丘」が、12月上旬に営業を再開する見通しとなった。地域住民の生活動線を支える商業施設の長期休業は大きな影響を与えていたが、ようやく日常が戻ることになる。
気象庁によると、豪雨当日の目黒区では午後3時20分までの1時間に134ミリという猛烈な雨を観測。都市インフラの想定を超える雨量で、下水道や排水設備が機能しきれず、道路冠水や店舗への浸水が相次いだ。自由が丘駅周辺でも複数箇所で冠水が発生していた。
「フレル・ウィズ自由が丘」でも被害は甚大だった。地下1階に設置されていた受変電設備、防災設備などが浸水し、建物全体の電源供給がストップ。施設全体の安全性を確保するため、食品スーパー「東急ストア」、生活雑貨店「スタンダードプロダクツ(Standard Products)」などのテナントが一斉休業を余儀なくされた。
自由が丘エリアは周辺住民の来街頻度が高く、食品スーパーや生活雑貨店の2カ月以上に及んだ休業は生活動線の混乱を招いていたが、待望の営業再開となる。








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