スタイリストとして活躍する小山田早織がディレクションする新ブランド「BIO FOR THE EARTH(バイオ フォー ザ アース)」が7月19日にデビューした。「BIO FOR THE EARTH」は、小山田早織の「ものづくりのあり方を伝えたい」という思いから始まったブランドで、ブランケットやタオル、Tシャツ、ドレスなど7型を展開し、サトウキビを原料とする植物由来の素材「プラックス(PlaX)」を採用している。
「プラックス」は、京都に本社を置くベンチャー企業のBioworksが開発し、天然由来の抗菌効果があり、CO2の排出量の削減にもつながる素材。肌触りもなめらかで、織り方によってさまざまな表情を見せるのも特徴だ。「DECOBOKO」と名付けられたブランケットも「プラックス」を採用し、ワッフル織で織られている。サイズは135cm×200cmで、ソファーやベッドにさらっと掛けるのにちょうどいいサイズだ。また、素材に含まれる乳酸の働きで、肌荒れの原因や嫌なニオイのもとになる雑菌の繁殖を防ぎ、清潔さが保たれるという。ブラックとホワイトの2色展開で、価格は27,500円。
KIWAMI「極」と名付けられたTシャツとドレスもワッフル織で、襟元と裾にはオリジナルのネームを縫い付けている。Tシャツはユニセックスで、落ち着きのあるチャコールグレーの1色展開。価格は22,000円。ドレスは体のラインを美しく見せるシルエットで、両脇にポケットを備えている。1色展開で、価格は33,000円。
さらに、「DECOBOKO」のハンドタオル(2,750円)、「FUWAFUWA」と名付けられたバスタオル(8,800円)、フェイスタオル(4,950円)、ハンドタオル(2,750円)がラインアップされている。「BIO FOR THE EARTH」のアイテムはすべて受注生産で、3〜4カ月後の納品を予定している。これも無駄を出さないという考えに基づいている。
「BIO FOR THE EARTH」のデビューコレクションは、何度も試作を繰り返し、使う人にとっての心地よさを追求したことで、洗練された雰囲気に仕上がっている。「タオルは毎日使うもので、毎日触れるもの。生活に彩りをもたらしてくれるものでもあります。そういったことをきっかけに、ものを大切にしたいという能動的な気持ちを促していけたら」と、デビューコレクションをディレクションした小山田早織は語っている。
「BIO FOR THE EARTH」のビジュアルは、小山田早織が写真学校に通い、自ら撮影したという。すべてに小山田早織のこだわりと思いが詰まった「BIO FOR THE EARTH」に、今後も注目したい。「BIO FOR THE EARTH」の購入は公式オンラインショップから。