
カシオ計算機は12月5日、「G-SHOCK」とフランスのファッションブランド「メゾンキツネ(MAISON KITSUNÉ)」による最新コラボレーションモデル「GA-2110MK-5AJR」を発売した。今回のモデルは、薄型デザインと高い人気を誇るカーボンコアガード構造のGA-2100をベースに採用。ファッション性と耐久性を兼ね備えた「G-SHOCK」ならではの設計に、「メゾンキツネ」のエスプリを落とし込んだ。
最大の特徴は、パリのオスマン建築に着想を得たナチュラルで柔らかなカマイユトーン。建物の石材を思わせるサンドベージュを中心に、クラシックで落ち着いた雰囲気に仕上げた。一方で、ベゼルにはパリの街を照らす夕日をイメージした鮮やかなオレンジを大胆に採用。ニュートラルな色味に差し色として効かせた構成が、ファッションアイテムとしての完成度を高めている。
ディテールにもブランドらしさが詰まっている。9時位置の小針とバンドの付け根には、「メゾンキツネ」の象徴である「キツネ」を配置。さりげなく存在感を放ちつつ、「G-SHOCK」とのコラボレーションでしか成立しないデザインに落とし込んだ。さらに、遊環と裏蓋にもブランドロゴを刻印することで、時計全体の統一感と特別感を強調している。
また、商品と同一のカラーパレットで仕上げられたスペシャルパッケージも付属。開封の瞬間から世界観が味わえる仕様になっており、ギフト需要にも応える。クラシックなパリの美学を、「G-SHOCK」らしい堅牢なデザインと融合させた今回のモデルは、ストリートとモードの両方に親和性を持ち、幅広い層に受け入れられそうだ。価格は33,000円。












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