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「魔除け」をテーマに「創悦」が3月17日まで展示会

Mar 11, 2022.三浦彰Tokyo, JP
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3月8日から3月17日まで東京お茶の水のソラシティのギャラリー蔵で「創悦・#MAYOKE ~JAPAN LEATHER×魔除け~」が開かれている。この展示会はハンドバッグメーカーのクイーポの創業者である故岡田國久氏が2015年に創立した日本皮革デザイン促進委員会によるもので、そのブランド「創悦(そうえつ)」は古来からの製法である植物性タンニンなめしの牛革をメイン素材にして、日本らしいテーマを選び、製作・販売は運営母体であるクイーポが行なっている。今回は、歴史の街お茶の水に残る大正時代の蔵(お茶ノ水ソラシティ内の「ギャラリー蔵」)を開催場所にしており、テーマは「魔除け」だ。

なかなかタイムリーなテーマを選んだなと感心させられる。新型ウイルスによるコロナ禍は現代医学の無力を明らかにしているし、最近のロシアのウクライナ侵攻なども、人知を超えた底知れぬ人間のデーモンの所業と言えるかもしれないからだ。最近の大ヒット漫画「呪術廻戦」も、そうした理性の限界を描いている。どうも現代には「魔除け」が必要だという認識がベースにある。

今回の展示物では、「創悦」が2015年にデビューコレクション以来使っている「北斎漫画」(葛飾北斎の浮世絵集)から「魔除け」の鳥居、オオカミ、虎、鍾馗様(しょうきさま)などのモチーフをアレンジしてトートバッグやウォレットに使用している。加えて角大師(つのだいし)、セーマン、ドーマン、アマビエ、海彦、山彦など古来から魔除けに使われているシンボルを使ったコーヌコピア(幸せの魔法の角)、お守りケース、御朱印帳、伊勢神宮の清め水と塩が入ったケースなどが展示されている。また魔物は背中から侵入してくるために魔除けの「背守り」をあしらったシャツや帽子などのアイテムも展示。加えてオールレザーのアートピースとして鳥獣被害対策の鹿皮を使った着物や3Dで浮かび上がる狼信仰の元となった日本オオカミの頭骨や魔除けの鬼瓦を配したバッグ、鹿の化身のシャーマン(祈祷師)も登場している。見て触れるだけでも運気が上昇しそうな気になってくるから不思議だ。なおお茶ノ水ソラシティ横の大型ショーウインドー(KS46wall)の27面のビジョンには上記のアイテムのビジュアルが映し出されている。

会場では、各展示物の受注も行なっており、加えてクイーポのEコマースでも販売を行う予定だ。

■「創悦・#MAYOKE ~JAPAN LEATHER×魔除け~」概要
3月8日(火)〜3月17日(木) 11:00-18:00
御茶ノ水「ギャラリー蔵」 東京都千代田区神田駿河台4-6 
御茶ノ水ソラシティB1F http://ocha-navi.solacity.jp/gallery/index.html 
入場無料・予約不要

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