「アリーナ」が女性スイマーのためインナーパッドを開発

スイムウェアを中心に展開する「アリーナ（arena）」は、胸部分にパッドが付いていない競泳用やトレーニング用水着のためのインナーパッドを開発した。

世界水泳連盟（FINA）の規定では、公式大会でのパッドの着用が認められていないため、競泳水着にはパッドが付いていないものがほとんどだ。着用する女性スイマーの中には、練習の時のみ別売りのパッドを使用している人もいるという。

今回発売される新しいインナーパッドは、従来のパッドの「形状やサイズ感が一律で、自分の胸にフィットしない」「ズレやすい」といった課題を解消すべく、水着の開発に30年以上携わる女性デザイナーによって開発された。丸みを持ち裾が広がるような帽子型形状にすることで、様々な形の胸へのフィット感を実現。また、肌側の素材に超極細繊維のナノフロントを採用することで、肌あたりが良くズレにくいパッドとなった。

同商品は「アリーナ」直営店と「デサントストア（DESCENTE STORE）オンライン」、スポーツチェーン店で順次取り扱う。価格は1,320円。